《成功とは、「どんな口ぐせを持っているか」だよね。》
これは、斎藤一人さんの言葉。
口癖とは、無意識のうちに発してしまう言葉。
口癖には、その人の思考癖が現れる。
口癖には、その人の全てが凝縮されている。
あなたの口癖は何だろう?
例えば、「面倒くさい」「疲れた」「ダルい」「○○でいいや」「ずるい」「むかつく」「あいつのせいだ」「自分は悪くない」なんて、あまり耳にしたくない言葉を使っているのなら、さっさと止めた方がいい。
こういう言葉がふさわしい程度の人間になってしまう。
また、類は友を呼ぶ。こういう言葉をよく使う人間ばかりが集まってしまう。異なる口癖を持つ方は集まってこない。
状況がよくなるはずがない。
だから、いつも現状に不満を抱いているし、他人に嫉妬してしまう。
当たり前なのだけれど、なかなか気付けない。
どうせなら、言う側も言われる側も幸せになる言葉を口癖にしよう。
「ありがとう」はその代表格。
「ありがとう」と言われたら、どんな気持ちになるだろうか?
「ありがとう」と言われたら、どんな表情になるだろうか?
「ありがとう」と言われたら、また会いたくなるだろうか?
「ありがとう」という口癖を持つ方の周りには、いったいどんな方が集まってくるだろうか?
口癖、つまり言葉の習慣を変えれば、思考や行動の習慣も変わる。
「ありがとう」と言いながらネガティブなことは考えにくいからね。
いきなり「感謝の気持ちを持とう」「前向き思考になろう」と考え方を変えるのは難しい。
だから、口癖を変えよう。
自分から変わろう。
すぐにできることから始めよう。
口癖なんてつまらないことだと思っている?
ならば、そのつまらないことから始めよう。
宝物は足下にあるものだから。