安心・安全な空間作りを〜リアリティセラピーを学び始めて〜

リアリティセラピーを学び始めて
とても新鮮だったのが、

「では、○○についてお話をする、ということでよろしいですか?」

というような
「契約」「合意」
を頻繁に行うこと。

(カウンセラーがクライアントに対して言う)

クライアントがはじめに言っていた悩みと違ってきても、
無理矢理話を戻すでもなく、
指摘するでもなく、
改めて契約を取る。

この関わり方、ステキだなあ!と感心したものだ ( ^ω^ )

実際に言ってもらうと分かるのだけれど、
「受け入れてもらっている感」
があり、とても安心する。

そして、その後のカウンセリングはとてもスムーズに進む。
何を言っても大丈夫なのだという安心・安全な空間が出来上がっているから。

逆に、「さきほどは△△だとおっしゃっていましたよね?」などと指摘されたら、
その時点で信頼関係は崩壊する。

答えはどちらが持っているのか?
主役はどちらなのか?
カウンセラーの考えの押し付けはいらない \(^o^)/

そうそう。
リアリティセラピーを学び始めの頃は、クライアントに気付きを与えたり行動を促したりする質問力こそが大事だと思っていたのだけれど、
今は、安心・安全な空間作りこそが大事だと考えている。

(質問力も大事。念のため)

クライアントが安心して話せるようにね。

クラッサー博士の選択理論 Vol.2

《私たちに必要な良い人間関係を築き維持するために、私たちは強制、無理強いをやめ、さらに、罰、報奨、あやつる、いばる、動機づける、批判する、責める、文句を言う、ガミガミ言う、うるさく言う、格づけする、比較する、そして引きこもることをやめる選択をしなければならない。》(P46)

僕の中でとても意外だったのが、「動機づける」のはやめた方がよいという点。

動機づけようとするのは、相手を自分の思い通りに変えよう(コントロールしよう)としていること。

そして、「動機づけてあげなければ相手は行動できない」と相手の価値を低く決めつけていることを暗に示している。意識はしていないだろう。これが問題。根は深い。

ではどうすればよいのか?

「動機づけの障害を取り除く」お手伝いをするだけでよい。

主役はあくまで相手。

答えは相手が持っているし、自分の知らないことを相手は知っている。

ちなみに、選択理論を学ぶと、「人間関係を破壊する7つの習慣」を覚えている方が多いのだけれど、7つに明確な根拠は無い(笑)

上記に「いばる、動機づける、格づけする、比較する」と書いたが、他にもある。例えば、相手の状況を把握せずに安易に助言するとかね。

《私のしようとすることは、この人と親しい関係になるか、離れることになるのか。》(P25)

これを意識しよう。常に。

「よかれと思って」なんて、いらない。

本当に相手のためを思うなら、確認してみよう。自分(だけ)の価値観を押し付けないこと。

■参考

『グラッサー博士の選択理論―幸せな人間関係を築くために』

クラッサー博士の選択理論 Vol.1

1420594_78297434『グラッサー博士の選択理論―幸せな人間関係を築くために』の気になる箇所をシェア。まだまだ未熟だけれども、アウトプットしないと身に付かないから。

いつまで続く不明だし、不定期(笑)

P19より。

《「君と一緒にいるとおかしくなる……、あれは頭に来る……、こちらの気持ちを思いやる気はないのか……、君は僕を怒らせた。僕は冷静になれない……」
自分が文句を言っている不幸を自分が選んでいるということなど、彼らの頭をかすめることはない。》

人生は選択。

不幸でさえ、自らの意志で選択している。

これが腑に落ちて、自分の当たり前になると、ラクになる。

自分を縛っているのは自分だし、解放できるのも自分。

■参考

『グラッサー博士の選択理論―幸せな人間関係を築くために』